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『13歳からの反社会学』の後半部分を読んだときにいまいち消化不良気味だったのが、「第7章 芸能ニュースからだって、学べることはたくさんある」の結論部分でして、この問題提起は十分にかみしめる価値があると思います。

●批判は改善のチャンス

 羊水発言の件を倖田さん個人の無知と失言として処理してしまったことを、私はとても残念に思います。
 だれかを責めることばかりに目が向いてしまうと、ものごとの本質を見失ってしまうことがあるんです。この件だって、責任追及ばかりに血まなこになって、「なぜいけないのか」「なにが問題だったのか」をみんな考えようとしなかった。
(略)

●中身より形が大事な日本の謝罪

 日本人の大好物といえば、謝罪会見です。日本人は、有名人やエラい人が報道陣のカメラの前で誤る姿を見ると、とても嬉しくなるのです。
 事件、事故、不祥事が発覚すると、企業の経営陣や政治家、そして芸能人までが、カメラのフラッシュが炸裂する中で、深々と頭を下げます。その姿はテレビ画面に映し出され、全国に中継されます。有名人やお偉いさんが屈辱にまみれる姿を、みんなでウキウキウォッチンです。
(略)

●「だれが」より「なにが」を考えよう

 でも、なんでも謝罪で済ませる風潮は、私はよくないと思うんです。あらゆる問題を「世間を騒がせた」という、わけのわからない罪にすり替えてしまうのは、日本人の悪いクセですよ。
 今後、芸能人や有名人の謝罪会見をテレビで見たら、だれが悪いのかはひとまず脇においときましょう。そういう責任追求は、必要ならば警察や法律家がやってくれるんだから。
 そうじゃなくてわれわれは、なにが悪いのだろう、この騒ぎはなにが問題なんだろう、どうすればいい方向へ向かえるのだろう、と考えてみるべきです。
pp.214-216
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machineryの日々 納得できない「誠意」 (via yellowblog)
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